2014年9月18日、英紙フィナンシャル・タイムズ中国語版は、中国ブランド車に対するブランド・ロイヤリティの低さを報じた。20日付けで参考消息網が伝えた。

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ボストン・コンサルティング・グループは中国の車保有者2400人を対象に調査を実施。その結果、中国車オーナーのブランド・ロイヤリティの低さが浮き彫りとなった。現在、国産車を保有しているオーナーの83％が買い換えの際に別のブランドを選ぶと回答。別の中国ブランドを選ぶとの回答はわずか30％、フォルクスワーゲンに乗り換えるとの回答は40％に達した。

中国では買い換えに際し、現在保有している車よりもグレードを上げたいと考えている人が多い。結局のところ、中国ブランドは初めて車を購入する人の入門車種でしかなく、買い換えの際にユーザーが離れてしまうという構造がうかがえる。マイカー保有率が高まり今後は買い換え需要が中心となるなか、中国メーカーは販売台数以上にブランド・ロイヤリティを重視するべき段階に達したと言えるのではないか。

中国人が車を選ぶ基準は、アフターサービスと安全性能。そしてゴージャスなイメージがあるブランド力だという。（翻訳・編集/KT）