<続報>違法航路を航行していた!座礁の中国船の責任を追及へ―豪運輸相

Record China    2010年4月12日(月) 10時41分

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2010年4月11日、オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ運輸相は、世界遺産グレートバリアリーフ付近の中国石炭輸送船座礁事故現場を視察。「違法な航路をとっていた」として法的責任を追及する姿勢を示した。写真はグレートバリアリーフ。

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2010年4月11日、オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ運輸相は、世界遺産グレートバリアリーフ付近の中国石炭輸送船座礁事故現場を視察。「違法な航路をとっていた」として法的責任を追及する姿勢を示した。12日、国際在線が伝えた。

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3日夜、オーストラリア・クイーンズランド州ロックハンプトン市の沖合い約120キロで、中国の石炭輸送船・神能1号が座礁した。同船は6万5000トンの石炭を運び中国へ向かう途中、規定の航路を離れて近道をしようとした際に座礁したもようだ。破損した船体から一部燃料が漏出し、世界最大の珊瑚礁である世界遺産グレートバリアリーフの汚染が懸念されている。

アルバニーズ運輸相は、規定の航路を離れたことについて法的責任を問う姿勢を示した。またクイーンズランド州のアンナ・ブライ州長も英スカイニュースの取材に答え、責任を追及すると明言した。罰金100万オーストラリアドル(約8690万円)、船長に懲役3年が科される可能性がある。(翻訳・編集/KT)

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