2年ぶりの南北会談、韓国は北朝鮮代表の地位に不満?―米華字メディア

Record China    2018年1月9日(火) 11時0分

拡大

8日、韓国と北朝鮮の約2年ぶりとなる南北会談に先立ち、米華字メディア・多維新聞は韓国メディアが「北朝鮮代表の地位をめぐる議論」について報じたことを伝えた。写真は板門店。

2018年1月8日、韓国と北朝鮮の約2年ぶりとなる南北会談に先立ち、米華字メディア・多維新聞は韓国メディアが「北朝鮮代表の地位をめぐる議論」について報じたことを伝えた。

韓国・中央日報によると、韓国政府は6日午後、北朝鮮に趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相を団長とする5人が会談に出席することを連絡し、北朝鮮は7日午前に祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を含む代表団5人の名簿を韓国側に伝えた。北が提示した名簿について、韓国政府の関係者は「韓国側代表の地位や構成に基づいて会談の代表を決めたようだ」と話したという。

記事は、北朝鮮が李委員長を団長としたことが議論を巻き起こす可能性を指摘しており、「李委員長が大臣級とみなされるかどうかについては意見が分かれる」とする一方、韓国統一部の責任者が「祖国平和統一委員会は朝鮮労働党統一戦線部の下属機関だったが16年に国家機関となった」と大臣級と考えて問題ないとの考えを示していることを説明。

記事によると、韓国政府は今回の会談を07年12月に途絶えた大臣級会談の延長と位置付けており、統一相と同部次官が北朝鮮との政府間会談に同時出席するのは今回が初めて。南北関係改善および別の会談に向けた準備のための措置という。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携