<続報>「許されることではない」中国船の座礁で豪首相が批判=通常航路を逸脱、燃料漏れで世界遺産を汚染

Record China    2010年4月8日(木) 13時29分

拡大

6日、ロイター通信は、オーストラリアのラッド首相が世界遺産グレートバリアリーフ付近で座礁した中国の石炭輸送船を視察したことを報じた。中国船が通常の航路を航行していなかった問題を厳しく批判した。写真はグレートバリアリーフ。

(1 / 4 枚)

2010年4月6日、ロイター通信は、オーストラリアのラッド首相が世界遺産グレートバリアリーフ付近で座礁した中国の石炭輸送船を視察したことを報じた。環球網が伝えた。

その他の写真

3日夜、オーストラリア・クイーンズランド州ロックハンプトン市の沖合い約120キロで、中国の石炭輸送船が座礁した。座礁した輸送船は神能1号。6万5000トンの石炭を運び、中国へ向かう途中だった。950トンの燃料を搭載していたが、一部が流出。世界最大の珊瑚礁である世界遺産グレートバリアリーフを汚染する可能性が懸念されていた。

6日、航空機での事故現場視察から戻ったラッド首相はインタビューに答え、「中国船は通常の航路から12キロも離れた地点を航行している。許されることではない」とコメント、事故原因を解明する方針を示した。

オーストラリア緑の党のボブ・ブラウン党首は、アジアに向かうタンカーや輸送船の多くが「抜け道」としてグレートバリアリーフ一帯を利用しているとの推測が高まっていると指摘。関連法規を整備し、取り締まる必要性を訴えた。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携