2010年4月7日、第一財経日報によると、このほど発売されたアップル社製の携帯端末「iPad」の部品提供企業のリストに中国本土の企業は1社も入っていないという。

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記事によると、iPadが発売されると同時に、その部品供給企業の株価も上がる。これらの企業の大部分は、アップル社への部品提供に特化した生産基地を中国の珠江デルタや長江デルタに構えている。これはアップル社の重要な経営戦略でもあるという。より低コスト・高品質の部品を供給できる企業を選ぶことが必要になるからだ。部品供給企業にとってもiPad生産への参加から得る利益は大きく、選択権のほとんどはアップルにある状態だという。

iPadは利潤率も高い。Wi-Fi対応の16GBモデルでは、米国での小売価格は499ドルだが材料コストなどは約260ドルだという。（翻訳・編集/津野尾）