2010年4月3日、人さらいに連れ去られた我が子を取り戻そうと、「尋ね人」の看板を掲げた10人が中国・北京市の天壇公園前に集まった。4日付で新京報が伝えた。

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10人は我が子の写真などを貼った大きな立て看板を掲げ、河北省、広西チワン族自治区、広東省、陝西省などから上京した。どの顔も憔悴しきっている。何年も我が子を探すためだけに時間を費やしてきた人がほとんどだ。「破産しても我が子探しは止めない」と話すその姿が痛々しい。

08年に1歳1か月の我が子を自宅から連れ去られた男性は陝西省からやって来た。河北省から参加した女性は95年に当時5歳と6歳の息子が突然失踪したという。広西チワン族自治区の母親は03年に失踪した我が子の写真のほか、近隣の村で同じように失踪した子供5人の写真も託された。警察に通報したが、いずれもなしのつぶてだという。（翻訳・編集/NN）