小中学校で登下校時に警護活動を実施へ=小学生無差別殺傷事件を受け―北京市

Record China    2010年3月31日(水) 17時55分

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30日、福建省南平市の小学校で児童13人が殺傷された事件をきっかけに、北京市警察は市内の幼稚園、小中学校で安全確保のため警備態勢を強化することを決めた。写真は山東省済南市で行われている同様の警備態勢。

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2010年3月30日付の新京報によると、福建省南平市の小学校で児童13人が殺傷された事件をきっかけに、北京市警察は市内の幼稚園、小中学校で安全確保のため警備態勢を強化することを決めた。

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登下校時には校門に監視を配置、不審人物がいれば職務質問を行う。さらに、各署からパトカーが出動し学校周辺の警備を実施。校外で突発的な事件や凶悪事件が発生した場合に最短時間で現場に急行することができる態勢がとられ、犯罪の温床となりやすいディスコやゲームセンターなどの取り締まりを強化していくという。

また、警察当局はすべての学校に校内外の治安状況を日報で警察に提出するよう求める。各校の教職員や警備員から1人責任者を立て、研修を経て治安情報員として常駐させる。この制度は長期にわたって続けていく方針だという。

なお、こうした施策の発端となった事件は今月23日早朝、福建省南平市の小学校校門前で、なたを持った男が登校中の小学生らに無差別に襲いかかり、8人が死亡、5人が負傷したもの。容疑者は地元出身の男で、仕事や恋愛における深い挫折感が犯行の動機と見られている。(翻訳・編集/岡田)

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