<上海万博>期間中の刃物類の購入に身分証提示を義務付け―上海市

Record China    2010年4月1日(木) 17時2分

拡大

29日、上海市はこのほど、上海万博の開催期間中、刃物・刀類の販売を登録・許可制にし、購入者には身分証明書の提示を求めることを決定した。写真は上海の観光名所・豫園で売られる刃物。

(1 / 3 枚)

2010年3月29日、東方早報によると、上海市はこのほど、上海万博の開催期間中、危険防止の観点から刃物・刀類の販売を登録・許可制にし、購入者には身分証明書の提示を求めることを決定した。

その他の写真

記事によると、刃物などを利用した犯罪・事件がここ数年多発し、社会の安定や市民の安全を脅かしている。上海市では類似の事件発生を避けるため、上海万博の開催期間中に刃物・刀類に対する管理強化策を実施する。

危険性の高い刃物・刀類は指定地点でのみの販売となり、販売企業は各地区政府の「上海万博期間中の刃物・刀類販売指定企業」の認証を取得する必要があり、販売の際には購入者の身分証明書を確認し、氏名を含めた身分証明書の情報、購入した刃物の種類・数量などの状況を記録し、所在地の派出所に毎週提出する義務がある。また、未成年や挙動不審者などへの販売を禁止している。

市民が刃物・刀類を携帯して公共スペースへ出かけたり、公共交通機関を利用することも禁止し、違反した場合は処罰を受ける。同市の関連部門は、市民や企業に対し、刃物・刀類の保管に万全を期し、盗難などに遭わないよう呼びかけるとともに、違法な販売・携帯に関する積極的な通報を求めている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携