第2の中国にはなれない?ベトナム経済、高成長に異変あり―米メディア

Record China    2010年3月28日(日) 10時59分

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25日、米ブルームバーグは、10年近くもの間、高成長を続けてきたベトナム経済が今、不安定さを増していると報じた。中国の成長の道をなぞるのは難しいという。写真はハノイ。

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2010年3月25日、米ブルームバーグは、10年近くもの間、高成長を続けてきたベトナム経済が今、不安定さを増していると報じた。中国の成長の道をなぞるのは難しいという。27日、環球網が伝えた。

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1990年代に外資招致を始めて以来、ベトナムはずっと外国投資家の注目を集めてきた。ホーチミン市証券取引所の指標であるVN指数は2006年、アジア最高の上昇率を記録した。サムスンなど大手多国籍企業の生産拠点建設も続く。「アジアの中でもベトナムは最も消費の伸びが力強い」とはあるアナリストの言葉。2015年まで年30%の高成長を続けると予測している。

しかし、その歩みにかげりが見えている。2008年には世界経済の後退に伴うインフレが深刻化。中央銀行は計3回、14%もの利上げを余儀なくされた。VN指数も66%の下落。2009年には57%上昇と回復し、2010年も好調を維持しているが、このジェットコースターのような展開に不安を感じている投資家も少なくない。(翻訳・編集/KT)

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