<調査>「中産家庭の幸福度」、大都市ほど低いという結果に―中国

Record China    2010年3月19日(金) 13時42分

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17日、中国で「中産家庭」を対象とした幸福度調査が行われ、経済が最も発展している北京や上海、深セン市民の幸福度はかなり低いことが分かった。写真は上海の公園。

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2010年3月17日、中国で「中産家庭」を対象とした幸福度調査が行われ、経済が最も発展している北京や上海深セン市民の幸福度はかなり低いことが分かった。広州日報が伝えた。

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調査対象は北京市、上海市、重慶市、深セン市、江蘇省、四川省、福建省、浙江省に住む20〜40歳。「中産家庭」の定義は年収5万元(約67万円)以上。約7万人が回答した。その結果、最も幸福度が高かったのは年収11万〜20万元(約146万〜265万円)で、年齢は30〜35歳。江蘇、四川、福建、重慶の幸福度指数は高く、半数近くが現在の生活に「満足している」と答えた。反対に経済が最も発展している深セン、北京、上海、浙江の幸福度指数は低かった。家族と過ごす時間が少ないことが「幸福度」を下げている要因のようだ。

特に、深センは精神疾患の発症率が非常に高く、4人に1人は何らかの精神疾患にかかっている。ストレスを抱えている人が多く、その多くはインターネットを「最良のストレス発散法」と回答。深センではアフターファイブにお酒を飲みに行く人が多いが、他の都市と比べ、「ストレス解消のため」だとする人が多い。自殺率は毎年2000人前後に上るという。(翻訳・編集/NN)

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