事故で漏れたガソリン30tの処理に、奮闘5時間―陜西省西安市

Record China    2006年11月27日(月) 9時56分

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3台の車が追突事故を起こした。うち1台が積んでいた30tのガソリンが漏れ、警察や消防隊が出動、付近の住民も懸命に処理を行った。

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2006年11月25日の朝5時ごろ、陜西(せんせい)省を走る高速道路の、西安(せいあん)市から西銅(シートン)の間の高陵崇文出口の北で、3台の車が追突した。幸い死者は出なかったものの、うち1台が30tのガソリンを積んでいたため、車の下部から大量のガソリンが漏れた。ガソリンは道路脇の溝に流入し、とても危険な状況だった。

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現地の警察がすぐに駆けつけ、付近の住民を組織して溝の中のガソリンを汲み、運転手たちを遠くに運んだ。警察はまた周囲1km以内で火を使わないよう指示し、高速道路を封鎖した。

西安市消防支隊から50名余りの消防隊員が到着し、消化液の泡で漏れたガソリンを覆い、路面と溝のガソリンを薄めた。そして車の中に残っていたガソリンを、手配した車のタンクに移した。午前10時43分、ガソリンを移し終え、消防隊員は泡でタンクを覆いながら現場を離れた。

午前11時30分、高速道路は閉鎖から5時間後、やっと通行が回復した。

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