<在日中国人のブログ>日本の保育園で体験した「12の驚き」

Record China    2010年3月12日(金) 19時1分

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10日、日本の保育園に我が子を通わせている中国人ママさんの「驚き」を綴った記事が、中国のブログサイトに掲載された。写真は子供を幼稚園に送り届ける河北省の保護者。日本と異なり、親たちが荷物を持っている。

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2010年3月10日、日本の保育園に我が子を通わせている中国人ママさんの「驚き」を綴った記事が、中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。

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筆者は娘を北京の幼稚園に1年通わせた後、来日。京都の保育園で体験した「驚き」を12の項目にまとめて読者に紹介した。以下はその内容。

1、大小さまざまな手提げ

とにかく手提げやきんちゃくの種類が半端ではない。何がなんだか頭がパンクしそう。

2、大人は手ぶら、子供の荷物は自分で持たせる

この光景は衝撃的だった。子供たちは肩にたくさんの荷物を掛けたまま元気に飛び回っている。「自分のことは自分で」なのだとか。

3、とにかく着替える回数が多い

登園の際は制服にベレー帽だが、園に着くと運動着に着替え、上履きに履き替える。お昼寝の後はまた別の洋服に着替え、帰る時はまた制服に着替える。

4、真冬でも半ズボン

入園早々、薄着に慣れない娘を風邪ひかせる羽目に。ところが、日本のママさんたちは子供が体調を崩してもお構いなしだ。「園で病気をもらってくるのは当たり前」らしい。

5、0歳から運動会に参加

運動会だけでなく発表会にも0歳から参加する。泣きながらハイハイしている0歳児を見ていると、たくましさを感じる。

6、女の子もサッカーをする

娘は来日当初、他の日本の子と比べて「ひ弱」だと感じたが、園で毎日青あざを作りながらも元気にスポーツに励んだおかげで、体力と度胸がついたように思う。

7、大きい子も小さい子も一緒

クラスごとに活動するのではなく、大きい子も小さい子も一緒に遊ぶ。小さい子の面倒を見ることで、子供自身も成長。小さい子も大きい子の真似をすることで何でもすぐにできるようになる。

8、子供に「笑顔」と「感謝」を教える

園ではお勉強よりも「子供が毎日笑っていること」と「ありがとうと言えること」に重点を置いている。こうした総合教育の成果は確実に娘のプラスになったと実感している。

9、1年中、行事が目白押し

カレンダーにはお弁当を作る日がびっしり。遠足や山登りなどの行事が年間通して目白押しだ。

10、中国にはないお祭りがある

節分の豆まき、ひな祭り、七夕祭りなど伝統行事をきっちり過ごす。園で娘が中国ではどのように過ごすのか聞かれたというが、私自身も良く知らない。

11、先生がすごい

1クラスに10〜30人の子供がいるが、先生は1人だけ。最初は目が行き届くのかと疑っていたが、そのすごさに驚いた。お遊戯や運動会などで子供たちが見せる成果は全て先生の指導によるもの。それでも先生は毎日笑顔で、心から敬服する。

12、仏教の影響

京都は寺院が多い街。娘の園でも仏教の教えが深く根付いている。(翻訳・編集/NN)

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