2010年3月12日、シティ・オブ・ロンドン政府が、世界75の金融街を対象にした金融センターのランキングを発表。それによると、ロンドンとニューヨークが並んで首位、香港が3位で続き、中国本土では深センが9位、上海が11位、北京は昨年から8位伸ばして15位に入った。台湾・中央通訊社の報道をもとに中国新聞社が伝えた。

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同ランキングは世界各都市の金融センターとしての競争力を測る「国際金融センター指標」（GDCI）と呼ばれ、シティ・オブ・ロンドン政府が英シンクタンク・Z/Yenグループに委託して07年3月から半年ごとに行われている。今回は1690人もの金融の専門家らが評価に参与したという。

対象の75都市のうち、評価点数が前回より上がったのが71都市、成績を下げたのはわずか4都市にとどまった。これは世界の金融業界が金融危機の影響を脱しつつあることを示すものだと同記事は指摘した。

上位10都市は順に、ロンドン/ニューヨーク、香港、シンガポール、東京、シカゴ、チューリッヒ、ジュネーブ、深セン/シドニー。（翻訳・編集/津野尾）