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<レコチャ広場>中国はなぜ世界一の拝金主義国家となったのか?―中国

配信日時:2010年3月13日(土) 8時33分
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10日、「中国はなぜ世界一の拝金主義国家となってしまったのだろうか?」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は09年11月、北京で開かれた中国国際宝物展。
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2010年3月10日、「中国はなぜ世界一の拝金主義国家となってしまったのだろうか?」と題した記事が、中国のブログサイト・捜狐博客に掲載された。作者は経済問題に詳しい男性ビジネスマン。

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中国は短期間で驚異的な経済成長を遂げ、「成金」も多数出現した。だが、これは貧困から富に移行する過程でどの国でも通る道。フランスもバルザックの小説「ウジェニー・グランデ」のように狂った拝金主義の時代があった。

貧しかった中国人が金持ちになりたいと思うのは当然の欲求だろう。欧米人は数百年かかったが、中国人は改革開放からのわずか30年で巨額の富を築き上げた。これを「拝金主義」と言うのは言いすぎではないか。中国人が金銭を大事にし、財産を増やすことに精を出すのは、昔から倹約・勤勉という美徳が備わっているからだ。

すでに富を築き上げている多くの欧米諸国の人々には、物質的欲望というものはもうあまりないのかもしれない。また、失業や定年退職、出産といったさまざまな状況に際して手厚い福利が整っていることや、その福利を保証するための納税負担が大きいことから、経済力を持つことに対しての欲求もさほど高くないのかもしれない。しかし中国人は、子育て・医療・教育・介護などのために、お金を必要としている。表面的にはお金に執着しているように見えるが、これは必要に迫られてしかたなくそうなっているにすぎない。

だが、今の中国は貧富の差が激しく、庶民は金持ちを妬ましく思っている。これは良くない兆候だ。中国にも確かに様々な形の拝金主義が存在する。こうした情勢が続けば、今後の経済発展の大きな妨げとなるだろう。我々は拝金主義の風潮に警告を鳴らさなければならない。

物質面である程度安定した後は中華民族の美徳を発揮すべきだ。経済発展の過程で現れたゆがみであれば多少は許せるが、拝金主義に走った挙句に道徳が欠如し、民度が落ちぶれるようなことがあってはならない。どんなに経済的に豊かになっても、昔からの純朴で人情味溢れる社会が失われるようであっては元も子もないだろう。(翻訳・編集/NN)

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