中国女子大生初のエイズ感染告白者、教壇に立つ―浙江省杭州市

Record China    2006年11月26日(日) 20時3分

拡大

中国の女子大生で初めてエイズ患者であることを明かした朱力亜さんが、浙江省中医薬大学の教壇に立ち、自らの体験を学生たちに伝えた。

(1 / 8 枚)

2006年11月25日、中国の女子大生で初めて自分がエイズ患者であることを明かした朱力亜(ジューリーヤー)さんが、浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)市にある浙江省中医薬大学の教壇に立ち、自ら杭州の大学生に対するエイズ予防講座を行った。

その他の写真

彼女は教壇の上から、自分がエイズに感染した過程とそれ以降の体験などを学生に伝え、同じ道を歩かないようにと呼びかけた。学生たちは自分と同年代の彼女の悲痛な体験に、真剣に耳を澄ませていた。

朱さんは1983年生まれの今年23歳。湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市で大学生活を送っていたが、留学生の恋人にエイズをうつされ、2004年の4月にHIV検査で陽性と出た。大学は彼女に向かって、退学勧告を出した。2005年に自らエイズ患者であることを明かし、エイズ予防のための宣伝活動に積極的に取り組んでいる。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携