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2010年3月、全国人民代表大会に代表として参加中の遼寧省丹東市の趙連生市長は、中国・北朝鮮間を結ぶ新たな橋が遅くとも今年10月までに着工されると明かした。工期は3年が予定される。写真は中朝間を結ぶ1909年建造の橋。米軍の爆撃で破壊された。
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2010年3月8日、中国日報によると、全国人民代表大会に代表として参加中の遼寧省丹東市の趙連生(ジャオ・リエンション)市長は、中国・北朝鮮間を結ぶ新たな橋が遅くとも今年10月までに着工されると明かした。工期は3年が予定される。9日、中国経済網が伝えた。
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中朝国境の街・丹東市から鴨緑江を越えて北朝鮮に向かう橋は、これまで2基が建設された。1909年建設の橋は朝鮮戦争の際に米軍の爆撃で破壊され、今では観光地となっている。1937年建設の橋が現在でも利用されているが一方通行であり、かつ20トン以上のトラックは通行できないとあって、ニーズに応えきれない状態が続いていた。
今年2月25日、中国と北朝鮮は新たな橋の建設に関する協定書に調印した。趙市長によると、新たな橋は全長6キロ、幅33メートルで、対面通行が可能となる。総工費は17億元(約224億円)。中国側が全額を負担し、北朝鮮は橋の通行料から返済する方式がとられる見通しだ。(翻訳・編集/KT)
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