2010年3月7日、中国の人気俳優ジョウ・ジエ（周杰）からブログで“台湾独立支持派”と書かれた俳優アレック・スー（蘇有朋）、女優ルビー・リン（林心如）らが、法廷闘争への持ち込みも辞さない構えを見せている。中国時報が伝えた。

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13年前に空前の大ヒットを飛ばした時代劇ドラマ「還珠格格」では、中国のジョウ・ジエと台湾出身のアレック、ルビー、ベニー・チャン（陳志朋）の3人が共演。ジョウ・ジエはこのほど自身のブログで撮影当時の台湾出身共演者を語り、「中国が不潔とか、人が田舎くさいと悪口ばかり。中国へ撮影に来ることを“出国”と言っていた」とコメント。3人がことごとく台湾独立を支持していた、と語っている。

これについてアレック、ルビー、ベニ―の3人は相次いで怒りのコメントを発表。アレックは「ある俳優の中傷的な言葉に腹立たしく思っている。自分は今まで独立支持を示したことはない。売名行為にも限度があることを理解すべき」とブログで発表。さらにルビーとベニーも、「深刻な中傷行為。これ以上続くなら、法律による措置も否定できない」と発表している。

ジョウ・ジエは昨年夏に飲酒運転で人身事故を起こし、現場から逃走。さらに警備員を殴ったりと社会的に深刻なマイナスイメージを与えている。アレックとベニーは台湾のアイドルグループ「小虎隊」出身だが、先月の旧正月に一夜限りの再結成を果たし、大きな注目を集めたばかり。台湾メディアでは、人々の愛国意識への訴えと「小虎隊」人気を狙った話題づくりだろうと批判的に伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）