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100年に1度の大干ばつが穀倉地帯を直撃=メコン上流の中国もダム放水できず―ベトナム

配信日時:2010年3月7日(日) 18時48分
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2010年3月、米誌タイムズは、ベトナムが100年に1度という大干ばつに見舞われていると報じた。南部の穀倉地帯には8月まで雨が降らないとも予想されており、被害の拡大が懸念されている。写真は今年3月、中国貴州省の干ばつ。
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2010年3月、米誌タイムズは、ベトナムが100年に1度という大干ばつに見舞われていると報じた。5日、環球時報が伝えた。

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ベトナム北部を流れる大河・紅河。現在、その水位は68センチにまで低下、1902年以来の最低記録を更新した。昨年9月より降水量が大きく減少し、乾燥による森林火災も多発している。

ベトナム南部のメコン川流域は伝統的な穀倉地帯であり、ベトナムは世界2位の米輸出国となっている。その水位も過去20年間で最低水準にまで落ち込んだ。農民、漁民、そして水運関係者の生活に多大な影響が生じているほか、河水の減少に伴い海水が内陸30キロ地点にまで入り込み深刻な塩害を引き起こしている。

東南アジア最大の河川・メコン川は、チベットを源流とし雲南省、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを通過する国際河川だ。中国はメコン上流部に計8基のダムを建設しており、放流すれば下流の水不足解消が期待できる。しかし中国南部も深刻な干ばつに見舞われており、下流への放水ができない状況が続いている。

いつこの干ばつは終わりを告げるのか。ベトナム北部は今月末にも降雨が期待されるが、その他の地域については8月まで降らないとも予測されている。もし予想通りとなれば、穀倉地帯は壊滅的な被害を受けることとなる。(翻訳・編集/KT)

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