中国の高速鉄道が世界へ!米露などとすでに商談―台湾メディア

Record China    2010年3月6日(土) 10時31分

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4日、台湾紙・聯合報は、中国が高速鉄道の海外輸出を目指し、米国、ロシアなどと現在商談中であると報じた。写真は湖北省武漢市と宜昌市を結ぶ高速鉄道路線「漢宜鉄道」の建設現場。2011年開通予定。

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2010年3月4日、台湾紙・聯合報は、中国が高速鉄道の海外輸出を目指し、米国ロシアなどと現在商談中であると報じた。環球網が伝えた。

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記事によると、中国鉄道部の劉志軍(リウ・ジージュン)部長は3日、「資金面および技術面を含めて、米国、ロシア、ブラジル、中東の国々と高速鉄道分野での提携について商談中である」と語り、「中国の高速鉄道技術はすでに十分成熟し、世界のトップレベルにあるため、海外進出は当面の最重要任務である」との認識を示した。

中国鉄道部は昨年11月、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と北京で覚書を締結し、双方が米国での高速鉄道プロジェクトで協力することを確認した。同部は米国での高速鉄道建設を世界進出の足がかりにしたいとの考えを持っているとみられている。一方、現在一部で激化している米国との貿易摩擦について、劉部長は「高速鉄道部門での提携に影響は無い」と語った。

中国鉄道部は「中長期鉄道網計画」に基づき、2020年までに全国で1万6000kmの高速・快速鉄道網を建設する予定だった。しかし、金融危機の影響などで内需拡大の必要性に迫られたため計画を前倒しし、基本的な鉄道網を2012年には完成させる方針に変更した。このため同部は昨年、鉄道網建設に6000億元(約7兆8000億円)を投資したことに続き、今年はさらに増加し7000億元(約9兆1000億円)の投資を見込んでいる。(翻訳・編集/HA)

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