「共産主義思想に洗脳される!」、孔子学院の開設に地元住民が猛反対―米国

Record China    2010年3月2日(火) 8時30分

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26日、米カリフォルニア州ハシエンダハイツ市内の中学校に中国文化や中国語を教える「孔子学院」が開設されることになったが、「共産主義思想に洗脳される」として地元住民の強い反対に遭っている。写真は孔子学院のウェブサイト。

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2010年2月26日、米華字紙・世界日報によると、米カリフォルニア州ハシエンダハイツ市内の中学校に中国文化や中国語を教える「孔子学院」が開設されることになったが、「共産主義思想に洗脳される」として地元住民の強い反対に遭っている。27日付で環球網が伝えた。

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記事によれば、同市ハシエンダラプエンテ学区の教育委員会が先月28日、地元のCedar Lane中学に「孔子学院」を開設することを決めた。孔子学院は中国政府が中国文化や中国語の普及のため、04年に国策として打ち出したもの。海外の教育機関と提携して運営されるが、その費用の一部が中国政府から支給される。このため、地元では「中国政府がこの機会を利用し、共産主義思想が詰まった教材で生徒を洗脳させるつもりだ」との反対意見が続出、「米国の利益を守るため、黙って許すわけにはいかない」との反発が広がっている。

これに対し、在ロサンゼルス中国総領事館は「孔子学院はあくまでも中国語や中国文化を教えるためのもの。政治的な色合いは全くない。完全な誤解だ」と反論している。(翻訳・編集/NN)

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