トイレに流された早産児の救出大作戦―江蘇省常州市

Record China    2006年11月25日(土) 6時33分

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病院で19歳の少女が赤ちゃんを早産し、トイレに流してしまうという事故が起きた。警察と消防隊が出動し、7時間後に水道管から子どもを救出した。しかし体温が下がっており、呼吸や脈拍が弱く、赤ちゃんはまだ危機を脱していない。

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2006年11月22日の夜、妊娠していた安徽(あんき)省出身の19歳の少女が、江蘇(こうそ)省常州(じょうしゅう)市の病院でトイレに行ったところ思いがけず早産し、赤ちゃんが便器の中に落ちてしまった。この少女は何を思ったか、その子をすぐ水で流してしまった。

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これを知った現地の民警と消防隊が出動し、大救出作戦を行った。奮闘の結果、前夜8時半ごろに流された赤ちゃんは、7時間後に水道管の中から救われた。

常州婦幼保健医院の新生児病棟の何(ハー)先生によると、赤ちゃんの体温はまだ回復しておらず、呼吸や脈拍が弱く、多くの器官に障害が出る恐れがあるという。また肺出血を誘発しやすい状態にあるそうだ。

医師たちは全力を尽くし治療しており、赤ちゃんの回復が見守られている。

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