<五輪>女子四強入りでカーリング・ブーム!ネックは「庶民に手の届かないコスト」―中国

Record China    2010年2月26日(金) 16時4分

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23日、バンクーバー冬季五輪の競技の中でも、中国で特別な注目を受けているカーリング競技。その影響も相まって、国内では「カーリング・ブーム」が湧きおこっているという。写真は北京市郊外のカーリング場。

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2010年2月23日、バンクーバー冬季五輪の競技の中でも、中国では戦績が期待されるとして特別な注目を受けているカーリング競技。その影響も相まって、国内では「カーリング・ブーム」が湧きおこっているという。チャイナフォトプレスの報道。

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メダル獲得を大きく期待されているのは女子代表。09年の世界選手権で優勝したこともあり、国民の大きな期待を背負っている。結果、四強に勝ち残った同チームは、25日(現地時間)に行われた準決勝でスウェーデンに敗退。翌26日に銅メダル争いを繰り広げる。中国のスポーツ番組は「カーリング専門チャンネルになった」と皮肉られるほど盛り上がっている。

これを受けて、「カーリングをやってみたい」との市民で盛り上がっているのが北京市郊外のカーリング場。にわかにブームが沸き起こった形だが、中国女子チームの譚偉東(タン・ウェイドン)コーチによると、競技選手としてこれまでに登録された選手は、すでに引退した選手も含めて総勢130人ほど。中国ではまだまだマイナーなスポーツと言わざるを得ないという。

競技人口が伸び悩む理由のひとつが施設不足。国内にはまだ専門の競技場が3か所しかないという。さらに、ストーンやシューズなどの用具に費用がかかるため、庶民には手の届かないスポーツであるという側面もある。競技に使用されるストーンは一式、日本円にして百数十万円かかるという。(翻訳・編集/愛玉)

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