2010年2月25日、シンガポールの人気男性歌手アドゥ（阿杜）が、3年ぶりのニューアルバム「沒什麼好怕」の記者発表会に出席した。中国時報が伝えた。

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独特のハスキーボイスで聴かせるラブソングが人気のアドゥだが、今回は3年ぶりにニューアルバムを発表。この空白時間については、「パニック障害」で苦しんでいたという。

6年前にセカンドアルバムのリリース後、深刻な自律神経失調症に陥ったが、半年で克服。その後、3年前に同症状が再発して医師に「パニック障害」と診断され、最もひどい時は自分が何をしているかさえ分からなかったという。半年前に薬の服用もストップして、精神状態も安定し、長い空白期間を経て、やっとファン待望のアルバムリリースに漕ぎつけた。

発表会では、もともとの対人恐怖症を打ち破るため、ボクシング・グローブで気合いを見せたアドゥ。ニューアルバムのタイトル「沒什麼好怕」（恐いものは何もない）通り、強気で再出発したいという。(翻訳・編集/Mathilda)