<上海万博>日本パビリオン「かいこじま」、3つの角を持つ屋根が完成―上海市

Record China    2010年2月24日(水) 13時48分

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23日、上海万博に出展する日本館「かいこじま」が、その特徴的な意匠の屋根部を完成させた。

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2010年2月23日、上海万博に出展する日本館が、その特徴的な意匠の屋根部を完成させた。チャイナフォトプレスの報道。

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政府と一部民間企業が出展する日本館「紫蚕島 (日本語名称:かいこじま/中国語読み:ズーツァンダオ)」は高さ24m、敷地面積6000平米、延べ床面積7200平米で総工費は130億円。上海万博に出展する外国のパビリオンとしては最大規模、また、海外の万博に出展する日本館としても過去最大規模となる。

薄紫色を帯びたドーム型の建物は、「生命体のように呼吸する建築」をコンセプトとし、日本伝統の“環境との共生”を反映する。屋根には太陽光や外気を取りこむ角状の「エコチューブ」が3本設置されている。また、太陽電池を内蔵した軽量膜で屋根や外壁を覆い、それによって電力をまかなうなど、エコロジー建築を目指す工夫が各所に見られる。

日本館の展示テーマは「心の和・技の和」。“過去”をテーマとした展示エリアでは中国にちなむ歴史として遣唐使を取り上げるほか、西陣織など日本伝統の匠の技を紹介する。“現代”エリアではマンガアニメなどのカルチャーやロボット開発などの最先端技術を、“未来”エリアでは人類と環境問題などをテーマとしたオペラの上演が予定されている。

上海万博は来年5月1日〜10月31日に開催。期間中の来場者は7000万人を見込んでおり、鳩山首相も参観に訪れる予定。(翻訳・編集/愛玉)

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