外国人労働者数が2割増、中国人が最多の55%以上―兵庫県

Record China    2010年2月23日(火) 9時1分

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22日、このほど兵庫労務局が同県内の外国人雇用状況を発表、中国人が55%以上を占めた。写真は神戸市。

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2010年2月22日、日本の華字紙・新華僑報によると、このほど兵庫労務局が09年10月までの同県内の外国人雇用状況調査の結果を発表した。

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それによると、09年10月、兵庫県内で働く外国人は前年同月比21.2%増の1万2985人。外国人を雇用する企業数も23.4%増の2701社に上った。外国人労働者における派遣社員の比率は18.5%で、中国人が55.6%を占めた。他はブラジル人の8.5%、フィリピン人の6.1%など。

在留資格別の内訳は、日本での居住資格を得た永住外国人と日本人を配偶者にもつ外国人が39.5%、技能実習生(在留資格「特定活動」を有し、雇用関係の下でより実践的な技能等の修得のための活動を行おうとする外国人)が26.7%、留学ビザ等でパート・アルバイトに従事する外国人が20.2%、専門技術者の在留資格をもつ外国人が17.2%。

同県ハローワークなどの統計によると、外国人労働者は神戸市西区などに集中しており、全県の60%を占める。業種別では製造業、販売業、飲食・ホテル業の順に多い。同県労務局は不法労働者の存在もある程度把握しており、今後、就業斡旋などの分野で適当な対策を確定していくことになるという。(翻訳・編集/津野尾)

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