中国の米国債保有高が史上最大の減少=政治的圧力か―中国紙

Record China    2010年2月18日(木) 11時7分

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2010年2月16日、米財務省発表の統計によると、昨年12月時点での米国債保有高で、中国は530億ドル(約4兆7800億円)減と史上最大の減少を記録した。写真はニューヨーク市タイムズスクエアに設置された国債時計。

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2010年2月16日、米財務省発表の統計によると、昨年12月時点での米国債保有高で、中国は530億ドル(約4兆7800億円)減と史上最大の減少を記録した。17日、新聞晩報が伝えた。

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2008年8月以来、米国債保有高で首位に立っていた中国だが、日本にその座を明け渡した。中国の保有高は530億ドル減。2009年4月の445億ドル(約4兆200億円)を大幅に上回り、史上最大の下げ幅となった。11月の93億ドル(約8470億円)減に続き、2カ月連続で保有高を減らした。

こうした中国の動きは注目を集めている。国際通貨基金(IMF)で中国部門トップを務めた経歴を持つ米コーネル大学のエスワル・プラサド教授は、「米国債を武器に米国に圧力をかけている」と指摘した。一方、ピーターソン国際経済研究所のエコノミストであるニコラス・ラーディ氏は、保有高が減ったとはいえ全体からみれば微々たるものだとして、政治的な意図はないと分析している。(翻訳・編集/KT)

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