「石炭・化学企業はない」うそをついた副市長の行政責任追及―貴州省六盤水市

Record China    2006年11月23日(木) 12時46分

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貴州省六盤水市の葉大川副市長が、国務院の行動チームに対し「市に石炭・化学生産製造企業はない」と虚偽の報告をしていたことが分かった。責任追及を受ける葉副市長。

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2006年11月21日、中国環境保護総局と監察部は、2006年に共同で監督処理した第3陣の環境規則に違反する事件を公表した。

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それによると貴州(きしゅう)省六盤水(りくばんすい)市の葉大川(イエダーチュアン)副市長が、国務院の7機関による環境保護の特定項目行動チームに対してうそをついていたことが明らかになり、今後行政責任を追及されることになる。

「六盤水市内にはいかなる石炭・化学生産製造企業もない」。今年9月22日、視察に訪れた国務院の行動チームに、葉副市長はこのように明言した。石炭・化学関連企業は環境を汚染することから、厳しい審査を経ないことには営業できないことになっている。しかし大きな利益を上げることが可能なため、副市長はその存在を隠していたものと思われる。

同市では以前から河川の汚染が問題となっており、原因の追求が行われていた。そして調査の結果、実際は市内に30以上の石炭や化学工場を持つ企業が存在し、汚染源となっていたことが判明した。

中国環境保護総局と監察部の責任者によると、葉副市長は国家「中華人民共和国公務員法」第53条「公務員は必ず規律を守らなければならず、以下の行為があってはならない:人をだます、指導者と公衆を誤って誘導する」に反しており、社会的に極めて悪い影響を及ぼしたとしている。

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