最近の北京の傲慢さは何に由来するのか?―米誌

Record China    2010年2月11日(木) 23時35分

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8日、米誌は「中国はなぜ米国のリーダーに追従しなくなったのか?」と題した記事を掲載した。写真は米国と中国の国旗。

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2010年2月8日、米誌ニューズウィーク(2月15日号)は「中国はなぜ米国のリーダシップに追従しなくなったのか?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

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中国の指導者はこれまで米国主導の世界に溶け込む努力をしてきた。特に大きな関心を寄せたのは、ワシントンが彼らの国をどう見ているのかについてだ。しかし、今の北京は世界的な問題について文句を言う、脅す、協力を拒絶する以外、米国にほとんど興味を示さない。しかも最近は、米国に対する制裁措置を堂々と発表するまでになった。

こうした変化について、欧米人は「中国が日増しに増大する自らの実力を見せつけるため」と分析しているが、実はそうではない。中国の指導者をつき動かしているのは、非常に根の深い危機感だ。決して米国人の見方に関心がないわけではない。彼らはただ、中国の庶民の声により強い関心を持っているだけ。中国は大量の時間と資源を費やして、世論の把握に努めている。主な情報源はインターネットだ。「外の世界」と広く交流できるようになった13億の国民は、ますます管理が難しくなってきている。

危険なことは、中国が自らの行動により諸外国からどれほどの敵意を持たれているか、気にしていないこと。いち早く世界不況から抜け出した中国は羨ましいが、その分要求も高くなる。

最近の北京の傲慢さは本能的なものかもしれない。だが、中国の米国通は「もし米国の運が強く、中国が間違いを犯した場合、米国の『世界の親分』の座はまだまだ安泰」だとした上で、「中国が米国を『お払い箱』にするにはまだ早すぎる」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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