<中華経済>自動車生産500万台過剰、独自ブランドが苦戦―中国

Record China    2010年2月8日(月) 19時38分

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1月下旬、中国紙・第一財経日報などは、中国の自動車の生産能力が2013年にも、500万台分過剰になるとの専門家の見方を伝えた。写真は07年6月、福建省アモイ市で行われた自動車博覧会。たくさんの国産車が展示されている。

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2010年1月下旬、中国紙・第一財経日報などは、中国の自動車の生産能力が2013年にも、500万台分過剰になるとの専門家の見方を伝えた。

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統計によると、国内上位14グループの2010年の生産能力は1800万台。2013年に各グループが増設中の設備が完成すると生産能力は2300万台に増え、その他メーカーの生産能力を合計すると2500万台を上回る。

一方、自動車業界の成長率を、現在の高いレベルを前提に年間20%で計算すると、2013年の販売量は2000万台で、約500万台分の生産能力が余る。

自動車評論家の賈新光氏は、同紙に対し「中国の自動車の生産能力は構造的に過剰だ。外資系自動車メーカーの生産能力が不足する一方、中国独自ブランドのメーカーは、生産能力が極度に余っている。小型車の生産能力過剰問題は、危険な段階に差しかかっている」と話している。

中国汽車工業協会によれば、自動車の国内販売台数が09年に100万台を超えたグループは上海汽車集団、第一汽車集団、東風汽車集団、長安汽車集団、北京汽車控股の5社。トップ10社の販売総数は1189万3300台で全体の87%を占めた。一方、計130社に上る地場メーカーのうち、大部分が年産1万台以下にとどまっている。(翻訳・編集/東亜通信)

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