中国人が賃貸でなくマイホームにこだわる理由とは?―中国紙

Record China    2010年2月5日(金) 15時31分

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3日、中国紙・北京晨報は、中国人が賃貸ではなく不動産購入にこだわるのは、マイホームを持つことにより得られる安全感が大きく影響していると報じた。

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2010年2月3日、北京晨報は、中国人が賃貸ではなく不動産購入にこだわるのは、マイホームを持つことにより得られる安全感が大きく影響していると報じた。

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記事によると、中国では生活の基本的な要件を表す表現として「衣、食、住、交通」がある。このうち「衣、食」は(都市部などでは)すでに解決されており、「交通」は春節(旧正月)などの時には問題はあるものの、何とかなっている。しかし、「住」だけは解決できていないと指摘する。

一般庶民の手の届かないところまで高騰した住宅問題に関し、広東省政府の代表会議である委員が「40歳までは賃貸で、40歳以降に住宅購入を」と提案したところ、ネット上で即座に大きな批判が巻き起こった。典型的な怒りの意見には「指導者たちがまず率先してください」があったという。

専門家は「中国で賃貸の年間家賃とマンションの購入価格を比較した場合、1対500にも達しており、世界レベルの1対300をはるかに超えている」と語り、「簡単に言えばマンションの購入は賃貸に比べて割に合わないということになる」と指摘する。

では、中国人はなぜこれほどまでにマイホームを持ちたがるのか?記事は、原因の1つとして歴史的な影響によるものであると指摘する。アヘン戦争以来150年間にも及ぶ貧困や弱さが中国人に絶えず安全感を求めさせてきた。賃貸はマイホームに比べ安全感に欠けているため、一生の安全を得るためには高価でもマイホームを買わざるを得ない、すなわち中国人にとって「安全は金銭よりも重要だから」と説明する。

また一方で、欧米との社会制度の差も理由に挙げている。欧米では賃借人を保護する法律が整備されており、一旦賃貸契約を結ぶと賃貸人はその権利を大きく制限されるため、賃借人は長期にわたって安心して住むことができる。このため賃貸とマイホーム間の矛盾は中国ほど激烈でなく、欧米では賃借人が同じ部屋に何十年も住み続けることもよくあると紹介している。(翻訳・編集/HA)

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