孔子がバクチの元締めみたい?聖人の宝くじ販売に批判殺到―中国

配信日時:2010年2月2日(火) 18時45分
孔子がバクチの元締めみたい?聖人の宝くじ販売に批判殺到―中国
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1日、世界三大聖人の1人である孔子のことばを印刷した宝くじがこのほど山東省で発行され、市民らから激しい批判が噴出している。写真は中国に建てられている孔子像。
2010年2月1日、環球時報によると、シンガポールの華字紙・聯合早報は1月31日、「孔子が宝くじを販売、議論の的に」と題した記事を掲載した。釈迦やキリストと並ぶ「世界三大聖人」の1人である孔子のことばを印刷した宝くじがこのほど山東省で発行され、市民から批判が殺到している。

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この宝くじは中国財政部の認可を得て、山東省が省全域で販売する正規のもの。山東省には孔子の生まれ故郷である曲阜市がある。宝くじには「徳不孤、必有隣」(本当に徳のある人は孤立しない)、「三人行、必有我師焉」(三人行けば、必ず我が師有り)といった「論語」の名言・格言が印刷されており、「儒教文化を広める目的であり、きわめて有意義な試み」だと省の担当部門は主張している。

ところが、孔子宝くじ販売のニュースが発表されると、市民らからは「聖人への冒とくだ」「歴史・文化を喰いものにしている」「地方政府は目先の利益ばかり追っており、広い視野や責任感が欠落している」と激しい批判が噴出している。批判の対象はチョウ・ユンファ主演の映画「孔子」にも広がっているという。(翻訳・編集/岡田)
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