2010年1月31日、四川省遂寧市と重慶市の境界部でマグニチュード（M)5．0の地震が起きた。同日16時時点で死亡者1人、重軽傷者15人が確認されている。中国広播網が伝えた。

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地震が起きたのは31日午前5時36分。同日16時に遂寧市が開催した記者会見では、同市の被害は以下のとおり。1人死亡、重傷4人、軽症11人。倒壊家屋216棟、損傷9823棟。またダム6基、橋2基も損傷している。被害状況については31日16時時点でまだ調査が続いているという。

現地では被災民の学校などへの収容、テントの物資の支給などの救済活動が展開された。31日付新華網によると、四川省地震局の呂弋培（ルー・イーペイ）副局長は「四川大地震の余震ではないことは明らか」とコメントし、具体的な原因については今後、検討を進めると発表した。（翻訳・編集/KT）