第8回海峡両岸花卉博覧会が開幕、50のプロジェクトの契約に調印―福建省ジャン州市

2006年11月18日、「第8回海峡両岸花卉博覧会と農業協力商談会」が、福建（ふっけん）省ジャン州市で開幕した。同博覧会は、企業誘致イベントとして重視されており、福建省の豊かな農業資源と良好な発展環境を紹介し、中台両岸の農業界の交流と協力の強化を目的としている。

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この日に行われた契約締結セレモニーでは、50の省クラスの農業プロジェクトに関する契約が、その場で締結・調印された。総投資額は10億元（約130億円）近くに達し、そのうち台湾からの資金を5億元（約65億円）以上利用したという。

今回の花卉博覧会において、福建省は出席した台湾商人などの国内外企業家に、省クラスの農業プロジェクト258を推薦した。その結果現場で締結された50のプロジェクトは、農業、林業、水産業、農産物加工業、レジャー観光農業、農産物市場物流などの各方面に及んでいる。

花卉博覧会は年に1度の頻度で、これまでに7回が行われた。統計によると、これまでの7回の花博には総計480社が参加し、台湾商人および外国商人8000人以上が訪れた。会場で締結されたプロジェクトは計433、総投資額は15.5億米ドルとなった。花卉、農産物および関連製品の現場での交易額は7億元（約91億円）、先物注文書は12億8000元（約166億円）、輸出注文書は7760万米ドルで、ジャン州および福建全省の花卉および関連産業の発展を、大いに促進したとのこと。