史上2人目の中国人関取、蒼国来に大注目―在日華字紙

Record China    2010年1月29日(金) 17時59分

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09年11月場所後、中国出身の力士として史上2人目の関取となった蒼国来が、今年初場所でも9勝6敗の好成績を収め、在日中国人らの期待を一身に集めている。写真は蒼国来関の出身地・内モンゴル自治区赤峰市。

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2009年11月場所後、中国出身の力士として史上2人目の関取となった蒼国来(そうこくらい)が、今年初場所でも9勝6敗の好成績を収め、在日中国人らの期待を一身に集めている。在日華字紙・東方時報は、そんな新進気鋭の力士を取材した。中国新聞社の28日付の報道。

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荒汐部屋所属、現在西十両13枚目の蒼国来(そうこくらい)は、1984年1月生まれの26歳、中国・内モンゴル自治区赤峰市出身。身長186cm、体重132kg。本名は恩和図布新(オンホートゥーブーシン)、モンゴル語で「一生の平和」を意味する。12歳で故郷を離れ、内モンゴル自治区の区都・フフホト市で中国式レスリングを学んだ。日本の相撲についても書籍や報道で目にしたことがあり、19歳の時に荒汐親方のスカウトを受け即、日本行きを決めたという。03年9月に初土俵、04年11月に幕下昇進、09年11月場所後に十両昇進を果たした。しこ名の蒼国来は、遥か内モンゴルまで出向いた親方が現地で目にした空と草原の青さから「蒼」を、出身国である中国から「国」をとり、「蒼い国から来た」ということで名づけられた。

他の外国人力士らと同じく現在では流暢な日本語を操り、日本の食事もすっかり好きになったという蒼国来関だが、来日当初はよく隠れて一人で涙を流していたという。それは決してホームシックが原因ではなかったが、本人自身も理由はよくわからないと語っている。来日6年、すっかり日本の生活に慣れた彼が現在でも苦手な食べ物はこんにゃくで、理由は「味がないから」ということである。よく行く場所は浅草と秋葉原。理由は「徒歩で行けるほど近いから」。また、部屋では一定の戦績を収めるまで恋愛はご法度。しかし十両に昇進した今、「少しは自由をもらえるかな?」と期待を覗かせた。

なお、史上初の中国人関取は74年に昇進を決めた清乃華(きよのはな)である。両親が中国・福建省出身だが、清乃華関自身は日本生まれの日本育ちだ。現在、清乃華関に次いで「史上2番目の…」という枕詞を付されることについて、蒼国来は「十両どまりだった彼を越えて、幕内入りしたい」と語った。むろん最終的な夢は横綱だが、「一歩一歩、着実に進めたい。今年はまず、毎場所で勝ち越しをとること」と堅実さを見せた。彼の成長に期待を寄せる荒汐部屋の掲示板にはその活躍を報じる記事の切り抜きがたくさん貼られていた。関取に昇進した彼がつける化粧廻しの図案は、草原に上る太陽。彼の明るい前途を象徴するかのようだ。(翻訳・編集/愛玉)

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