<超大国>世界第2位は確実、地位にふさわしい国家となる準備を始めよ―中国

Record China    2010年1月31日(日) 18時19分

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28日、清華大学教授による論説「中国は早晩担うことになる世界第二位の責任に備えよ」を中国紙が掲載した。写真は建国60周年の軍事パレード。

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2010年1月28日、環球時報清華大学の魯●京(ルー・フージン)(●はさんずいに戸)教授による論説「中国は早晩担うことになる世界第2位の責任に備えよ」を掲載した。以下はその要約。

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中国が望もうが望むまいが、『世界第2位』の座に着かせられるのは間違いない。早晩それはやってくる。前もって準備しておくのに越したことはない。世界大国になりたくないと拒むなら、成熟した国家であるとは言えない。米国と並ぶ「超大国」として、米国モデルとは違った選択支を世界に示すべき存在として、世界は中国をみているからだ。

では、世界第2位への備えとは何か。まず第1に、大国意識を養うことだ。大国になれば国際世論からの批判や攻撃は避けられない。批判や攻撃を恐れず、大国として冷静にこれらに向き合うことだ。

第2に、大国としての戦略を確立することが求められる。中国は厳密にはまだ発展途上国に分類され、その国家戦略の重心は「自国の現代的発展」にあるにせよ、国際社会からの期待を無視することはできない。他国の利益を保障し、世界における課題に立ち向かい、平和維持活動の領域においても責任を果たさなければならない。国際社会の信頼を得ることは、大国の必要条件である。

最後に、中国には発展モデルの革新が必要とされている。かつての方法に固執してはならない。国際社会に対する影響力と指導力を備えた中国モデルを大胆に模索すべきだ。中国の国情に沿った発展を目指すと同時に、開放的姿勢と包容力をもって各国の成功から学びあるいは競争するなど、対等な交流が求められている。(翻訳・編集/津野尾)



   

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