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いまお年寄りの間でこま回しがブームを迎えている。極小のこま作りにチャレンジすることや、公園でこまを回して遊ぶことなどが、健康的な娯楽として復活しつつある。
2006年11月18日、貴州(きしゅう)省貴陽(きよう)市の周(ジョウ)さんが、レコードチャイナのカメラマンに自作のこまを見せてくれた。親指と人さし指でつまんでいるその大きさは、筆の先ほどのミニサイズで、重さは1.5g。いま中国の老人たちの間で、こまがひそかなブームを呼んでいるという。
日ごろ体を動かすことがおっくうになりがちなお年寄りにとって、外に出て童心に返ってコマを回して遊ぶことが、程よい運動になるのだという。貴陽市の街角や公園などの広場では、至るところにコマを打つ人々の姿が見られ、老人たちの健康的な娯楽の一つになっているようだ。