2010年1月27日、環球時報によると、CNNのニュースサイトは26日、ネット上で恋愛相手を探す富豪が中国で増えていると報じた。中国では「なかなか釣り合う相手がいない」と恋愛や結婚の相手に苦労する人が増えているという。

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婚活サイト「鑽石王老五」の創始者である徐氏によると、中国のセレブの間では富も名声も得てあとは結婚相手だけだというケースが増えている。同サイトのセレブ専門コースの会費は30万元（約390万円）。入会基準は所有資産が200万元（約2600万円）以上というほか、家庭環境や素養、容姿など数々の基準がある。同サイト主催の婚活パーティーも各地で行われ、先日北京で行われたパーティーは入場料10万元（約130万円）にもかかわらず独身の男性21人、女性22人が集まり、8割がデート相手を見つけることに成功したという。

ネット上で結婚相手を見つけようとするこうした流れの背景には、人口男女比のアンバランスや急速な都市化、生活スタイルの変化などさまざまな要因が関係しているとされる。中国では2020年までに2400万人の男性が結婚相手を見つけられない状態になると予測されており、上流階級から労働者階級まで、どの階層でも結婚へのハードルは高くなると指摘されている。（翻訳・編集/岡田）