北京をパリ、東京に次ぐ世界都市に…国際トレードセンター建設を発表―北京市

Record China    2010年1月28日(木) 10時23分

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26日、北京市商務委員会の幹部は、北京をパリ・東京に次ぐ世界都市にすべく、国際トレードセンターを建設し、多くの国内外企業や有名ブランドを招致したい考えだと発表した。写真は北京市内の服飾量販店・H&M。

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2010年1月26日、中国新聞網によると、北京市商務委員会の許康(シュー・カン)副主任は記者会見で、「今年の目標は北京の世界都市化。国際トレードセンター(国際商貿中心)を建設し、世界の有名ブランド店を招致し、流行品や奢侈品の消費を拡大したい」と語った。

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許副主任によると現在北京には223のブランド店が進出、その中にはスウェーデンのアパレル企業H&Mやジョルジオ・アルマーニが含まれ、香港の大手ジュエリーブランド周大福(チョウ・タイ・フォック)も旗艦店を置く。市はさらに国内外の有名ブランドを呼び寄せ、奢侈品消費を拡大したい考えだ。

北京市は中国国内の都市において2年連続で物品購入額第1位となっており、昨年の市場消費額は5300億元(約69兆5000億円)を突破。フォーブス誌による「世界のショッピングの都TOP15」、「世界8大グルメ都市」にもランクインしており、許副主任はこれを「北京の消費力が世界に認められた証拠だ」としている。また、外資系企業が北京市内に構える店舗は現在、347軒。市は新たなビジネスモデルの発信地としてこれらの企業との協力に意欲的だ。

昨年、北京には22社のグローバル企業が地区総本部を設置。これは今まで設置された総本部数の3分の1に相当する。許副主任は「北京は、すでに世界のトップ500の大企業が集中し、その数で東京、パリに次ぐ世界第3位の都市になった。今年はさらに大量の国際企業の総本部を北京に誘致したい」とした。(翻訳・編集/小坂)

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