生活の隅々までいきわたっている日本人の細やかな心づかい―日本華字紙

Record China    2010年1月26日(火) 17時54分

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22日、日本華字紙・日本新華僑報ウェブサイト版はこのほど、神戸国際大学の毛丹青教授によるコラム「日本人のいつでも細やかな心づかい」を掲載した。生活のいたるところで見られる日本人の細やかな心づかいを紹介している。写真は楊枝。

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2010年1月22日、日本の華字紙・日本新華僑報ウェブサイト版はこのほど、神戸国際大学の毛丹青(マオ・ダンチン)教授によるコラム「いつでも細やかな日本人」を掲載した。

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ある日のこと、毛教授は高速道路の交通事故現場を通り過ぎた。見ると警察はシートで現場の周囲を囲っている。路面には血痕が見えたが、その他のものは一切覆い隠されている。こうした細やかな心づかいは他でも見られるもの。例えば東京の高級レストランでは、楊枝は食卓ではなく、レジの脇やトイレに置かれている。客が店内で楊枝を使って店の雰囲気を壊さないようにという配慮だ。

公共の場所でうるさくしないようにも配慮がなされている。電器店のイヤホン売り場では「音漏れしません」というキャッチコピーがあるほどだ。ご飯にはしを刺さないというのも日本の礼儀。客人の前で魚をひっくり返してはいけないという中国の礼儀と同じく、絶対に守らなければならない。例外は死者に供える時だけだ。

ある日本の建築家が教えてくれたのはトイレの位置の配慮。目立たないよう、それでいて捜しやすいように配慮されている。ホテルでの部屋の割当にも気配りが行き届いている。若者の団体旅行客が来た時には各自の部屋をできるだけ離れた位置に割り当てる。夜中に騒いで他の宿泊客に迷惑がかからないようにとの気づかいだ。逆に老人のツアー客ならばなるべく一階に集中させ、お互いに助け合えるように配慮する。(翻訳・編集/KT)

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