“エコ”な自転車を推進、15年までに23%の利用目標―北京市

Record China    2010年1月28日(木) 9時41分

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24日、自動車の所有率が高まる北京市で、“エコ”な自転車の利用を2015年までに全交通手段に占める割合を23%にする目標が掲げられた。写真は北京市。

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2010年1月24日、京華時報によると、自家用自動車の所有率が高くなる一方、自転車の利用が減少している北京市で、“エコ”な自転車の利用を2015年までに全交通手段に占める割合を23%にする目標が掲げられた。

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北京市では道路の渋滞解消と環境保護を目的に、ナンバープレートによる自動車の利用制限や公共交通網の整備が行われているが、自家用自動車はそれを上回る速度で普及を続け、2009年末に400万台を突破。渋滞状況が改善しないままになっている。

その一方で、自転車の利用率は低下の一途をたどっている。北京市における09年1〜4月の自転車での外出率は19.7%で、前年同期比0.6%減。かつて「自転車王国」といわれた中国とは思えない状況だ。

そうした中、北京市政府は2015年までに市交通の枠組みを公共交通機関45%、小型自動車22%、タクシー8%とし、自転車を23%にまで引き上げる計画を公表した。自家用車の利用を抑制し、自転車の利用を増加させる内容となっている。(翻訳・編集/岡田)

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