外国語科目廃止の風潮の中、中国語クラスは逆に急増!=中国政府の資金援助も奏功―米国

Record China    2010年1月25日(月) 17時15分

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22日、米公・私立学校で次々と外国語科目が廃止されるなか、中国語科目が多くの学校で次々と開設されている。写真は「孔子学院」が主催した「米学校における中国語と中国文化教育についての講演会」。

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2010年1月22日、米国のある奨学基金が行った調査によると、過去10年の間に、米国内の数千におよぶ学校で各外国語科目が廃止されるなか、その趨勢とは逆に中国語科目が多くの学校で次々と開設されている。中国新聞網が伝えた。

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同記事によると、いまや中国語は米国で最も人気のある外国語の1つとなっている。自己資金で中国語科目を開設する学校も多いが、中国政府による支援を受けて中国語科目を設置する学校はさらに多い。中国政府は国内で多くの中国語教師を選抜し、世界各国に派遣しており、大部分の中国語教師の給与は同政府が負担している。経済危機のなかで、米国の各学校がこれを拒否するはずがない、と同記事。

オハイオ州のジャクソン高校では07年から中国語科目を新設したが、中国語を選択する学生は、当初の20人から80人にまで増えたという。米国政府機関による統計によると、全米の公立・私立の学校で中国語科目を設置するのは10年前の200校から1600校に激増、しかも、今もなお増加の勢いは止まっていない。

米国で毎年中国語能力試験(HSK)を受験する人数はすでにドイツ語試験を上回っており、仏語・スペイン語に次いで3番目だという。(翻訳・編集/津野尾)

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