上海市長、4月に訪台=数度の延期の末、上海万博直前に実現―台湾紙

Record China    2010年1月24日(日) 23時9分

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21日、数度の延期の後、上海市の韓正市長による訪台が、4月初めに決まった。上海万博直前の訪台は台湾への誠意だと伝えられている。写真は韓市長。

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2010年1月21日、台湾紙・経済日報によると、上海市の韓正(ハン・ジョン)市長による訪台が、これまでの数度の延期の末、ようやく4月初めに実現することが確定したという。台北市長が韓上海市長を4月に開催される「都市フォーラム」に招待する。22日、台海網が伝えた。

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同市長の訪台は中国の指導部が定めた「4大直轄市の市長訪台」計画の一環で、4大直轄市の市長としては初めての訪台となる。台湾に対する友好の意思表示と中台都市間交流の強化が目的だという。

当初09年10月に計画されていたが、9月下旬に台湾当局の世界ウイグル代表会議のラビア・カーディル議長へのビザ発給をめぐる問題で頓挫、2月には対台湾窓口である海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユンリン)会長訪台から派生した問題のため再び延期がなされており、台湾では同市長の訪台は中止との憶測も飛び交っていた。

4月の訪台では、40人の経済貿易訪問団を帯同、上海万博の関係者や北外灘新金融センター関係者もこれに含まれており、同訪問団は上海万博のアピール、台湾の保険制度の視察・研修、銀行および金融機関の経営状況の視察などを行う。4日間の滞在予定だが、翌5月1日に上海万博を控えての訪台日程について、関係者は「台湾に対する誠意の表れ」と話している。(翻訳・編集/津野尾)

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