韓国に10万人以上の外国人妻、半数がDV被害に遭う―台湾紙

Record China    2010年1月24日(日) 16時2分

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22日、韓国人と結婚し韓国に入国する外国人妻が近年10万人を越えているが、その半数近くがDV(家庭内暴力)被害に遭っているという。写真は上海市のDV保護施設。

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2010年1月22日、台湾紙・聯合報によると、韓国人と入籍し韓国に入国する外国人妻が近年10万人を超えているが、その半数近くがDV(家庭内暴力)被害に遭っているという。中国新聞網が伝えた。

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同記事によると、韓国人の夫や夫の家族が外国人妻に対して、韓国語を学ばせない、暴力を振るうなどのケースが後を絶たず、嫁ぎ先から逃げ出し、韓国語を学習しながら仕事を得て生活費を稼ごうとする外国人女性が増えているという。

韓国では男女人口比に偏りがみられ、女性の自立意識が台頭してきたことも手伝って、特に農村部では嫁不足が深刻な状況だ。そのようななか、アジアの発展途上国から嫁探しをする男性が急増している。しかし故郷を離れ異国に嫁ぎに来る女性たちは、文化、言葉や生活への適応を迫られる上、DV被害に遭うケースも少なくない。ある調査によると、半数近くの外国人妻が夫に殴られたことがあると答えているという。

こうした外国人妻の保護のために建設された保護施設も存在する。例えば天台宗によるある女性限定宿泊施設は、食事医療を補助し、自立の機会を提供しているという。(翻訳・編集/津野尾)

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