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大連市のあるアパートの2階で起きたガス爆発により、上下階に住んでいた3世帯の計9名が死亡した。崩れそうなビルを鋼鉄のロープで支え、事故処理作業が行われた。
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2006年11月18日の午後1時50分、遼寧(りょうねい)省大連(だいれん)市にある6階建てのアパートの爆発現場で、最後の1名の死体が運び出され、事故現場での処理作業が終った。
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前日17日の朝3時58分、甘井子(ガンジンズ)区山日街(シャンリージエ)にあるこのアパートの2階の角部屋で、ガス漏れによる爆発が発生した。このため2階と3階の床が落ちてアパート全体がゆがみ、壁の一部は大きく裂けた。この事故により1階から3階に住んでいた3世帯、男性3人女性6人の計9名の死亡が確認された。
事故直後、このアパートは崩壊の危険があり救助活動が難航していたが、現在は崩れないよう鋼鉄のロープで壁が固定されている。このような状態の中、事故についてさらなる調査が行われている。
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