暴動以来の通信利用制限が段階的に解禁へ、国際電話発信も可能に―新疆ウイグル自治区

Record China    2010年1月20日(水) 17時14分

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20日、新疆ウイグル自治区は国際電話の発信を解禁した。昨年7月に発生した暴動以降、同区内で通信手段の利用制限が続いていたが、インターネットや携帯電話のショートメールが段階的にサービスを再開している。写真はショートメールを受信した中国の携帯電話。

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2010年1月20日、新疆ウイグル自治区は同日午前0時より、国際電話の発信を解禁した。昨年7月に発生した暴動以降、同区内で通信手段の利用制限が続いていたが、インターネットや携帯電話のショートメールが段階的にサービスを再開している。中国新聞社の報道。

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先月28日に共産党機関紙・人民日報と国営・新華社通信のウェブサイトを、今月10日からは国内大手ポータルの新浪(SINA)と捜狐(SOHU)を制限付きで閲覧可能にするなど、インターネットの利用制限が緩和された。また、今月17日より携帯電話のショートメールが利用可能になった。自治区政府は、今後も徐々に解禁を進めるとしている。

昨年7月に、ウイグル族らの不満が爆発する形で大規模に発展した暴動だが、その再発を防ぐために通信手段に利用制限が敷かれていた。現在は治安状況も安定に向かっているため、緩和に踏み切ったという。(翻訳・編集/愛玉)

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