北京市の工事現場で漢代の墓群を発見−北京市

Record China    2006年11月19日(日) 9時3分

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11月はじめ、北京市の工事現場で5つの墓からなる墓群が発見された。現在、発掘調査が進行中だが、漢代のものと見られている。

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2006年11月14日、北京市通州区の武夷花園二期工事現場では、発見された5つの墓からなる墓群の調査が進行していた。現場では、長さ50m、幅20m、深さ3mの大きな穴が掘られ、中では10名以上の人が作業を行っていた。

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作業員の話によると、発掘工事はすでに1週間以上行われているが、現在のところ出土したのは壷や破片だけだという。この墓群の年代や価値について、通州区博物館の館長は「現場の情報を総合すると、漢代(紀元前221〜紀元220年)の古墓だと考えられる。しかし、作業はまだ途中で、具体的な年代や墓主の身分、正確な規模がわからず、考古学的な価値判断がまだ難しい」との見解を示している。しかし一方で、「幸い、この墓群の保存状態はよく、今後なんらかの発見があるだとう」ともコメントした。

調査は、50人の専門家によって引き続き行われる予定で、来月には何らかの明確な調査結果が出ると思われる。

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