中国映画界に横行する「性の取引き」 現役女優がその実態を暴露(3)―北京市

Record China    2006年11月18日(土) 14時30分

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今回、読者へのメッセージをつづったブログを発表した女優・張ユーさん。「証拠」の映像が記録された8ミリテープを手に、記者の質問に答えている。

2006年11月15日の午後10時、今話題の女優、張ユーさんの現在の心境をつづったブログが公開され、中国じゅうを騒然とさせている。

このブログを発表した張さんは女優として働く中、監督やプロデューサーから役と引き換えに肉体関係を結ぶという「取引き」を、何度も要求されてきたと主張。その証拠となる自ら撮りためた20本以上のビデオテープと録音テープなどをマスコミに公開し、波紋を呼んでいた。

張さんは今回、新たに公開されたブログの中で読者に向けたメッセージを書き、映画業界の男性に対する怒りをぶつけた。以下にそのメッセージの概要を掲載する。

「私は平凡な、何の社会的地位もない女です。

今回私は、黄健中(ホアンジエンジョン)監督らに対する裁判に負けました。その結果は、私には納得できないものです。

負けた理由は、私が出した証拠のビデオを見ても、裁判所が私の話を聞く耳を持っていなかったからです。なぜ聞く耳を持たなかったかと言えば、それは私にお金や社会的地位が全くないからです。

私はただ、これを読んでくれている皆さんを信じています。見守ってくれている皆さんを信じています。現在、中国の映画業界には理屈なしに信じられる人はいません。特に女性であれば、必ず彼らの言うとおりにしなくてはならないのです。

私は女で、自分のやりたいことをやっているだけ。どうして彼らに言われるがままでいなくてはいけないのでしょう。どんな家庭にも女性はいます。あの人たちの女性に対する扱いは本当にひどい。動物以下のやり方です。」

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