丹東から北朝鮮への輸出、「発電機」が人気=電力不足の常態化を反映か―韓国メディア

Record China    2010年1月14日(木) 7時2分

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12日、北朝鮮との貿易が盛んな中国・丹東市から北朝鮮への輸出で現在最も人気が高いのは、電力不足が続く国内事情を反映して「発電機」だという。写真は中国江西省の学校で使用されている発電機。

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2010年1月12日、韓国・聯合ニュースによると、中朝国境の街・遼寧省南部の丹東から北朝鮮へ輸出される商品の中で最も人気が高いのは発電機だという。丹東市は北朝鮮との貿易が盛んで、中朝間の貿易高の7割を占める。13日付で環球時報が伝えた。

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丹東市での輸出品を見れば、北朝鮮国内の状況を推し量ることができると言われる。そして現在最も人気が高いのが「発電機」だ。輸出品の多くは衣類などの生活必需品だが、貿易に携わっている人は昨年から発電機を求める声が強いと話す。北朝鮮では昨年から「150日戦闘」と称して電力供給の増強が図られたが、一般家庭では依然として電力不足の状態が続いているのだという。これまでは手動式の発電機が主だったが、今年は太陽光や充電式などの発電機の取引も増えている。価格は850〜1700元(約1万1500〜2万3000円)程度だという。

また、中国の製品も人気だが、それ以上に人気なのが韓国の製品。韓国ブランドの電気炊飯器や、中国で製造された韓国のインスタントラーメン、焼酎(ソジュ)などもよく取引されていると関係者は話している。(翻訳・編集/岡田)

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