2010年1月11日、同日付香港経済日報などによると、中国国務院はガスの販売価格を調達原価に連動させるため、「燃気（ガス）管理条例」の制定に向け準備を始めた。ガス会社の財務負担を軽減させるのが狙いで、2010年の第1四半期中に公布する。

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中国のガス販売価格は公定制だが、ガス会社の調達原価は国際市況を反映し、場合により逆ザヤが発生する。条例施行で販売価格の上昇が予想される。

国務院はまた、天然ガス器具の購入には補助金を出すなどの方法で、石油ガスから天然ガスへの転換も促す。中国のエネルギー消費で、天然ガスの占める比率はわずか3．8％。中国石油天然気など石油大手3社は、国内外で天然ガス田の開発を急いでいる。（翻訳・編集/東亜通信）