貧しい国民が強い愛国心を持つ理由とは=悠久の歴史が生み出したプライド?―米誌

Record China    2010年1月10日(日) 18時2分

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4日、米誌・ビジネスウィークは、ロバート・ローレンス・クーン氏の署名記事「中国、プライドという原動力」を掲載した。写真は昨年9月、福州市。国慶節をひかえ街には五星紅旗が飾られた。

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2010年1月4日、米誌・ビジネスウィークは、ロバート・ローレンス・クーン氏の署名記事「中国、プライドという原動力」を掲載した。8日、中国網が伝えた。

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クーン氏によれば、中国ではプライドこそが発展の原動力であり、あらゆる面で中国は近代的であり、かつ世界トップの力を備えていることを示そうとしている。政府首脳はあらゆる重要な工業分野で世界最大にして最も成功した企業を生み出すことを望み、国民もまた時価総額で世界トップ級のエネルギー企業、通信企業、銀行を保有していることを誇りとしている。

こうしたプライドは中国の悠久の歴史が生み出したもの。次の国家主席と目されている習近平(シー・ジンピン)副総理は、「歴史に由来する誇りこそが国家建設へ国民を突き動かす原動力だ」と話している。そしてその誇りゆえに、貧しい生活をしている人が数多く存在しようとも、国民の大半は国が巨費を費やして宇宙開発や原子力利用を推進することを誇りに思うのだとクーン氏は分析している。

クーン氏は国際的なインベストバンカー、企業ストラテジスト。長期にわたり中国政府の顧問役も務めている。著書に「中国を変えた男 江沢民」など。(翻訳・編集/KT)

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